「Xubuntu 14.04(LTS)」に入れ替えた

「Lubuntu 11.10 i386 」からいつの間に替えていた「Xfce」な「Ubuntu Studio 11.10」から、「Xubuntu 14.04(LTS)」に入れ替えた。
「Ubuntu Studio 11.10」で、MTP接続をサポートするためにgvfsをアップデートしたつもりだったのですが、うまくマウント出来なかったのが動機です。

「Xubuntu」はUbuntuの軽量ディストロで、「Lubuntu」よりはリッチな環境とされる。
ウインドウマネージャーには「Xfce」が使われることから、「Xfce」+「Ubuntu」で「Xubuntu」である。
今回、こちらからいただきました。

ちなみに、音楽、映像、などのクリエータ向けディストロである「Ubuntu Studio 14.04(LTS)」も当然リリースされているのだが、当初の導入理由が「ハードが旧く貧弱」であるので無理はしない。

念の為「LTS」はLong Term Supportであり、通常のリリースVerと違い、セキュリティアップデートなどを長期間サポートするリリースVerである。
もう少し判りやすそうに書くと、
「『Xpはもう旧いから新しいVistaにしろ』というのはもちろん正しいのだが、使っているアプリがVista対応してないので、Xpでセキュリティアップデートだけリリースしてよ」というような状態。
Ubuntu の場合、構成するモジュールのその時点の最新版が取り込まれていく通常リリースと、長期間のサポートを目的としたLTSリリースとが併存している。もちろ ん、LTSの新版は通常版ほど頻繁なリリースはなく、現在２年毎のリリースとなっている。（参考）

インストールはこちらを参考にUSBスティックへインストーラを導入し、そこからの起動とした。
起動メディアの作成には、WindowsとLinuxの両バイナリがある「UNetbootin」を用いる。
現環境であるUbuntuには、「Ubuntuソフトウェアセンター」から容易に導入できますが、私の環境ではターゲット（インストーラ作成先）のパスが選択できない状態だったので、インストールメディアは別のWindowマシンで作成しました。作業領域的なスペーには、2GB割り当ててます。（USBスティックが8GB品だったのでつい…）
インストールのプロセスにおいて、無線LANがSSIDまでは掴んでいるのに、認証が通りませんでした。
SSID掴んでいるんでよくあるドライバの問題ではない。とりあえず無視してインストールを終わらせる。

再起動して、導入したXubuntu上でもやはり無線LANの認証(WPA2 Personal)が通らない。
以前は、無線LANの標準コントロールソフトとハードウェアの相性が良くなかったので、「Wicd」を導入して、そしたら今度は「Ubuntuソフトウェアセンター」でのダウンロードが無線LAN経由でできなくなったり…。
で、今回はそうではなく［設定マネージャー］-［ネットワーク接続］-［Wi-Fi］で所望のSSIDの設定を編集して、「IPv4設定」タブを「手動」で設定。
「この設定を完了するにはIPv4アドレス化が必要となります」にチェックを入れたら、認証を通るようになりました。

最低限のセットアップは「KeePass」の導入。
スマホのKeePassとデータベースの同期なり、相互更新が出来るのが目的なのでした。

Xperiaから金星製Nexus5に替えたら、Android上のSD相当の領域をマウント出来なくなりました。
確かmassstorageclassで扱えていたのが、MTPで繋ぐしかなくなってしまったので。
これは、他にもいろいろと面倒なことになってます。ケチらずにXperiaZにしておけばよかったとかなり後悔しています。

結果、マウントできますが、KeePass側がMTP through gvfs 的なモノがサポートされてない？もしくはMTP自体がそこは通さないのかよくわかりませんが、「同期」はできなくなりました。

と ころでLubuntuで採用している「LXDE」デスクトップのファイルマネージャである「PCManFM」には「rootユーザーとして現在のフォル ダーを開く」という便利な小技が実装されてましたが、「PCManFM」単品追加しても実装されてませんでした。どうにかしたら追加できるんでしょうけど ね。わざわざ追加するぐらいならコマンドライン叩いたほうが僕の作業量としては圧倒的に少ないので深追いはしません。

Ubuntu純正環境のGNOME標準「Nautilus」では「Ubuntu Tweak」で拡張して実装できるそうです。